乳がん検診|枚方市駅の乳腺外科・外科|ゆう ひらかた乳腺・外科クリニック

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乳がん検診

乳がん検診|枚方市駅の乳腺外科・外科|ゆう ひらかた乳腺・外科クリニック

乳がん検診について

ピンクリボンと聴診器

乳がん検診は、基本的に“自覚症状のない”乳房に対する定期検査です。 国の政策として税金を投入して市町村が提供する「対策型乳がん検診(住民検診)」と、個人的に自費、或いは会社負担で受診する「任意型乳がん検診(人間ドック、職域検診など)」に大別されます。

当院の検診について

当院では、枚方市の乳がん検診を受けていただくことができるように準備をしておりますが、市の認可待ちですので、しばらくお待ちください。 なお、自費による乳がん検診は適宜受け付けております。
乳房に何らかの“自覚症状”(気になる症状)がある場合には、保険診療で受診していただけますので、受付の際にお気軽にお申し出ください。

乳がん検診の目的

乳がん検診の目的は乳がんで亡くなる人を減らすこと(死亡率減少効果)です。 現時点で乳がんの死亡率減少効果が証明されている検査方法は、マンモグラフィ検査だけです。 日本人女性の乳がんの好発年齢は45~49歳と60~64歳であり、日本では40歳以上の女性に対して検診マンモグラフィが推奨されています。 超音波検診については、乳がんの死亡率減少効果はまだ証明されていません。35歳を過ぎると乳がんの罹患率は増えてくるものの、マンモグラフィでは乳腺が真っ白に写り(高濃度乳房といわれる、乳房を構成する乳腺の割合が高い乳房)、特に腫瘤性の病変を見つけるのが困難なため、一部の自治体では40歳未満を対象、任意型検診では希望者を対象に、超音波検診を行っていることがあります。 また、年齢によらず個々人の乳房の構成(乳腺の濃さ)は異なり、適する検査も異なることがあるため、任意型検診では、高濃度乳房の人には超音波検査の併用もご提案する場合があります。 また、高濃度乳房に対しては、3Dマンモグラフィ(トモシンセシス:乳腺を多数の角度から薄くスライスした断面で撮影し立体的に見ることができるマンモグラフィの装置)の有効性も注目されており、当院では必要に応じてご提案いたします。 乳がんの好発年齢は、家庭においても家事や子育て・介護に追われ、社会的にも責任のある立場に立つ方が多い年代に該当します。今や9人に1人がかかり、40~60代の女性の罹患率が第一位ですが、早期に見つかれば十分に助かる可能性の高いがんです。セルフチェックを行いながら、自覚症状がなければ、定期的な乳がん検診を受けましょう。

ブレスト・アウェアネスの考え方図

  • 乳がんの早期発見・診断・治療につながるブレスト・アウェアネスの考え方
  • 患者さまのための乳がん診察ガイドライン2023年版第7版(日本乳癌学会編 金原出版株式会社)

参考

自分の乳房の状態に日頃から関心をもち、乳房を意識して生活することを「ブレスト・アウェアネス」といい、これは乳がんの早期発見・診断・治療につながる、女性にとって非常に重要な生活習慣です。
「ブレスト・アウェアネス」を身につけるために、以下の4つの項目を実践することを指導しています。

“ブレスト・アウェアネス”の【4つのポイント】

  1. 自分の乳房の状態を知る(セルフチェック)
  2. 乳房の変化に気を付ける(変形・しこり・血性乳頭分泌)
  3. 変化に気づいたらすぐ医師へ相談する 
  4. 40歳になったら定期的に乳がん検診を受ける

がん情報サービス ganjoho.jp 乳がん より一部改変

検診の流れ

1

問診表記入

検診前に問診表にご記入いただきます。

2

検査着へのお着がえ

上下の検査着をご用意していますが、上下別れた衣服で来院していただくと、上半身のみのお着がえで済みます。

3

画像検査

  • 市民検診の場合:
    40歳以上はマンモグラフィのみ
  • 自費診療の場合:
    年齢や、その方の乳房の特性によって組み合わせを考慮します。
    マンモグラフィ検査を受けられる方で、初回検査の際には、3Dマンモグラフィ検査を受けられることをご提案いたします。
  • マンモグラフィ検査:詳しくみる
    妊娠中や授乳中、シリコンや生食バックなどによる豊胸術後の方、インスリンポンプやペースメーカー、CVポート、DBS、V-Pシャント留置中の方は受けられません。
  • 乳腺エコー検査:詳しくみる

4

診察・画像所見のご説明

市民検診では視触診を行っていません。自費診療の方は、希望により適宜行います。
画像所見は、当日院長がご説明いたします。
検診結果は、二次読影終了後に送付いたします。1週間程度お時間をいただきます。
ご希望の方には、1~2週間後再度ご来院していただいた際にご説明いたします。

乳がん検診で要精密検査(再検査)になった方へ

当院では、職場や市区町村などの乳がん検診で要精密検査や再検査(人間ドックでD判定)になった方の精密検査を行っております。要経過観察(人間ドックでC判定)となって不安に思われている方もぜひご相談ください。
精密検査は保険診療の適応となります。

  • 検診を受けた施設の画像が保存されたCD-Rや、検診結果表、紹介状(受診勧奨用紙)を受付でお渡しください。
  • 施設により検査機器の精度が異なるため、必要に応じて当院でも再度マンモグラフィ検査を追加することがあります。超音波検査は必ず行います。